カスタムによる、機能アップ

車のカスタムというと、外見でアピールするならマフラーやスポイラー、タイヤのインチアップやホイールなどのエクステリアから行きたくなります。  その一方で、シートやハンドル、シフトレバーなどのインテリアは、車を外から見てもわかりませんが、運転している自分にとっての満足度は格別です。  

車の性能というと、エンジンの大きさや衝突安全性能などに目が行きがちですが、インテリアの機能性は、外見と感触で違ってきます。たとえば本革のシートは高級感がある見た目とともに、座り心地もやわらかいし、滑らず体を包み込むので疲れません。ハンドルやシフトカバーを革素材に変えると、手のひらにしっくりきて、運転に安心感が増すとともに、こちらも疲労軽減の効果が期待できます。

 カー用品店などで、上からすっぽりかぶせるシートカバーやハンドルカバーのように、外見を変えるものはありますが、カスタムによって本体に装着したものは滑らず、確実な装着感があります。  外見よりも体感にこだわるなら、エクステリアよりもインテリアのカスタマイズで、自分だけの車を作ることができます。マイカーは、長い間使うものなので、お金をかけても満足を得られるし、インテリアなら安全性向上という機能アップにつながるので、趣味と実益をかけた使い方になるでしょう。